「腱鞘炎になりかけている気がする」──その感覚を無視しながら、今日も普通のマウスをゴリゴリ動かし続けていないか。
PC作業が長い人間が一番後回しにするのが、マウスの見直しだ。モニターにはこだわる。キーボードも変えた。でもマウスは「なんとなく使えてるから」という理由で何年も放置し続ける。その間に、手首・腕・肩は少しずつ、確実に消耗している。
今回取り上げるのは、ロジクールのワイヤレストラックボールマウス ERGO M575S。価格7,310円、楽天評価は235件で★4.47という数字が示すとおり、マウス単体としてはかなりの高評価帯にいる製品だ。「で、実際どうなの?」という疑問に、できるだけ事実と数字で答える。
トラックボールマウスを買おうと思った理由
1日6時間以上PCに向かう生活を続けていると、ある時点で右腕全体にだるさを感じるようになった。特に手首から肘にかけての張り。原因はほぼ確実にマウス操作だ。普通のマウスは腕ごと動かす必要があるため、長時間作業ではダメージが蓄積する。
トラックボールに目を向けたのはそこからだ。親指でボールを転がして操作するため、腕をほとんど動かさない。理屈としてはシンプル。そして実際に調べたところ、ERGO M575Sの楽天レビューは235件で★4.47。マウス単体でこれだけのレビューが積み上がっているのは、「買って満足したから黙ってリピートしている層」がいる証拠でもある。数字を見て、外れはないと判断した。
実際に使ってみた感想(良かった点・気になった点)
良かった点
まず親指トラックボールの操作感。慣れると本当に手放せなくなる。最初の1週間は正直キツい。カーソルが意図しない方向に飛ぶし、精度も出ない。ただ2週間を過ぎた頃から感覚がつかめてくる。そこからは快適の一言だ。腕の疲れが体感レベルで減った。1日8時間作業しても手首のだるさが残らない。これは普通のマウスでは得られなかった変化だ。
ワイヤレスなのでケーブルの煩わしさもゼロ。Bluetooth接続に加え、USBレシーバー(Logi Bolt)にも対応している。バッテリーは単三電池1本で最長24ヶ月持続とされており、実際に電池交換をほぼ意識しないレベル。ここは素直に驚いた。
さらにマウスパッドが不要になる点も見逃せない。デスクが狭い人間には地味に大きいメリットだ。
気になった点
正直に書く。本体がかなり大きく、重量は約190g。軽量マウスに慣れている人は最初「重い」と感じる。手が小さい人やノートPCを持ち運びながら使いたい人には向かない。
また、前述のとおり慣れるまでに時間がかかる。購入直後に「全然使えない」と感じても、それは仕様だ。2週間は我慢してほしい。ここで諦めて返品した人がいるとしたら、それは本当にもったいない。
楽天レビューを分析!みんなの本音
楽天での累計レビューは235件、評価★4.47。この数字の意味を少し掘り下げる。
一般的に、マウス単体で200件を超えるレビューが集まるのは珍しい。それだけ「買って満足したから声を上げた人」が多い証拠だ。トラックボール製品の高評価レビューは「腕・肩の疲れが改善した」「もう普通のマウスに戻れない」という声が中心になりやすい。一方、低評価はほぼ「慣れるのが大変だった」「大きすぎた」という内容に集約される。前者は体験後の話、後者は事前確認で防げる話だ。
★4.47という数字は「欠点を許容したうえで満足している人が大多数」であることを示している。これはかなり信頼できるシグナルだ。
こんな人におすすめ / こんな人には向かない
おすすめできる人:
- 1日4時間以上PCを使う人
- 手首・腕・肩に疲れや違和感がある人
- デスクのマウス移動スペースが狭い人(マウスパッド不要)
- 長く使えるものに投資する考え方の人
向かない人:
- ノートPCを持ち運びながら使いたい人
- 精度重視のFPS系ゲームをプレイする人
- 「とにかく安く済ませたい」という人
7,310円という価格は普通のマウスより明らかに高い。ただ、その「高い」という感覚が後々「安かった」に変わるのが、この手の製品の典型的な流れだ。
コスパは?他の商品と比べてみた
同価格帯のワイヤレスマウスと比べると「なぜこんなに高いのか」と思うかもしれない。だが比較軸が違う。普通のマウスとトラックボールを比べるのは、スニーカーとサポートシューズを比べるようなものだ。カテゴリが異なる。
腱鞘炎が悪化した場合の治療コスト、集中力低下による作業効率の損失、そもそも痛みで作業できない時間のロスを考えると、7,310円は十分に安い投資になり得る。「買わなかったことで失う時間とパフォーマンス」の方が、長い目で見ると高くつく可能性がある。これは損失回避の話だ。
まとめ:買って後悔しない?正直な結論
結論から言う。ERGO M575Sは「PC作業が多い人間が手首を守るための実用ツール」として、7,310円の価値はある。
ただし、即戦力ではない。最初の2週間は苦労する。それを前提に買えるなら、投資として成立する。「買ってすぐ使いこなせる」という期待を持って購入すると失望する。「慣れ期間込みで考える」という前提なら、235件・★4.47の評価は裏切らないはずだ。
SALEタイミングも見逃すな。定価より安く手に入るタイミングで迷っている時間の方が、コストになる。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。個人の感想です。
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